FOREVER CHANGES(フォーエヴァー・チェンジズ) | ラヴ

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

FOREVER CHANGESジャケット今回ご紹介する名盤は1967年にリリースされたラヴの「FOREVER CHANGES」です。

日本ではあまり馴染みのないバンドでありますが、ラヴというバンドはアメリカはロス・アンゼルスのフォーク・ロック・バンドでありまして、ヴォーカル&ギタリストのアーサー・リーを中心に結成されたバンドであります。元々はザ・グラス・ルーツという名前で活動していたのでありますが、同名のバンドが存在していたため、バンド名をラヴと改名したらしいです。それにしてもラヴというバンド名はなんというかストレートすぎて、ちょっと気恥ずかしくなるバンド名ですよね。多分、愛してるの愛という意味ではなくて時代背景からもラヴ&ピースのラヴなんでしょうね。

このアルバム発売当初はまったく評価されず、セールス的にもいまひとつだったのですが、後々評価されることとなりローリング・ストーン誌が2003年に選出した「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(毎度申し上げますが偏りが大いに感じられるランキング)ではなんと40位にランクされているのであります。プロデューサーは当初ニール・ヤングを予定していたのですが、諸事情によりザ・ドアーズ等のプロデュースで有名なブルース・ボトニックとアーサー・リーの共同プロデュースという形で制作されたようです。そのためか、サイケデリック・ロック色の色合いが濃い内容に仕上がっています。

全体的な内容はというと、フォーク、サイケデリック、スパニッシュなどが見事なまでに融合され、アフリカ系アメリカ人が作るサウンドでありながらブルースの香りがまったくしません。基本的なバンド・サウンド、そして時としてトランペット、ストリングスなどが織り交ぜられるハーモニーは、かなり綿密なアレンジが施され、発売年が同じことなどからザ・ビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」と比較されるほどの完成度です。なぜこれほどのアルバムがアメリカのミュージック・シーンの中に埋もれてしまったのか、まったくをもって不思議であります。

まず特筆すべき楽曲は1曲目の「ALONE AGAIN OR」であります。トランペットやストリングスが効果的に使われている、スパニッシュの香り漂う名曲です。2曲目は「A HOUSE IS NO A MOTEL」はアコースティック・ギターのストロークをバックにメロディを切々と歌い上げているかと思えばいきなりシャウト、そしてサイケデリックなギター・ソロが重ねられていきます。3曲目の「ANDMOREAGAIN」、5曲目の「OLD MAN」はストリングスが美しいスロー・テンポなフォーキー・サウンドでありますが、特に5曲目の「OLD MAN」は予想とは違う方向へコードが進行したりと不思議な雰囲気を持つ楽曲に仕上げられております。LPでいうとB面1曲目に当たる7曲目の「MAYBE THE PEOPLE WOULD BE THE TIMES OR BETWEEN CLARK AND HILLDALE」は1曲目の「ALONE AGAIN OR」と同じコンセプトで作られていると思われるサウンドです。

こんなに素晴らしい完成されたアルバムなのに、またおせっかいにもボーナス・トラック入りのものが販売されています。iPodとかで聴いている人はかんたんにボーナス・トラック省けるからいいですよね。私はCDで聴いているので、最後の「YOU SET THE SCENE」が終わったところであわててリモコンの停止ボタンを押しています。

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Led Zeppelin II(レッド・ツェッペリンII) | レッド・ツェッペリン

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

LED ZEPPELIN IIジャケット今回ご紹介する名盤は1969年にリリースされたレッド・ツェッペリンの「LED ZEPPELIN II」です。

このアルバムは、デビューアルバムの「LED ZEPPELIN I」が成功したことから、レコード会社から相当せかされて制作させられたそうですが、どういうわけか(ジミー・ペイジのプロデュース能力の賜物か)完成度の高いトータルな仕上がりをみせております。レッド・ツェッペリンのアルバムって評価の高いものや思いっきりファンをがっかりさせるものと極端ですが、この攻撃的なアルバムは間違いなくレッド・ツェッペリンの歴史の中においても傑作の部類に入るのではないでしょうか。

あまりにも有名なリフの「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」から始まり、当時はもうこの1曲目だけでハード・ロック小僧を熱狂させたことは想像に難しくありません。それにしてもリフ・メーカーとしてのジミー・ペイジの才能はすごいものです。「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」を初めて聴いたときに「このリフどこかで聴いたことあるような気がするな」と思ったものでした。きっとどこかで耳にしていたのかもしれません。

その他にも「HEART BREAKER」「LIVING LOVING MAID(She's Just A Woman)」「RAMBLE ON」「MOBY DICK」など秀逸な楽曲が多数収録されており聴き応え満点のハード・ロック・アルバムとなっております。

それにしても60年代の作品はもう少しすると半世紀前の作品になってしまうのですね。

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