RUMOURS(噂) | フリートウッド・マック

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

RUMOURS(噂)ジャケット今回ご紹介する名盤は1977年にリリースされたフリートウッド・マックの「RUMOURS(噂)」です。

なんとこのアルバム、フリートウッド・マックの11枚目のオリジナル・アルバムになるんですね。1967年にピーター・グリーンズ・フリートウッド・マックというバンド名でシングル・デビュー、アルバム・デビューは1968年なのでかなりのハイ・ペースでアルバムをリリースしていることになります。70年代前半まではブルース・ロックを基調としたサウンドで、サンタナで有名な「BLACK MAGIC WOMAN」はフリートウッド・マックの3枚目のシングルだったんですね。

そのフリートウッド・マックの転機になったのが前作の「FLEETWOOD MAC(ファンタスティック・マック)」でありまして、それまでかなりの頻度でメンバー・チェンジを繰り返していたフリートウッド・マックにリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが「FLEETWOOD MAC(ファンタスティック・マック)」から参加をし、バンドのサウンドもよりポップなものとなりました。結局、このメンバー・チェンジが功を奏し「FLEETWOOD MAC(ファンタスティック・マック)」は全米1位を獲得、それまでにない成功を収めるのであります。

そしてその2年後に発売された本作「RUMOURS(噂)」はバンドにとって最大のヒット作となるのであります。31週間に渡ってビルボードNo.1に君臨し、1,700万枚といわれる史上空前のセールスを記録、2012年現在の累計では4000万枚を売り上げているともいわれています。このアルバムはグラミー賞の最優秀アルバム賞を獲得し、「ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」(例のやつであります)において25位にランクインされています。シングル・カットされた「GO YOUR OWN WAY(オウン・ウェイ)」「DON'T STOP」「DREAMS」「YOU MAKE LOVING FUN」はすべてUSチャート10位以内にランク・イン、「DREAMS」にいたっては全米1位を獲得しております。

サウンド的には「FLEETWOOD MAC(ファンタスティック・マック)」同様ポップなのではありますが、その中にも落ち着きが感じられアダルトなリスナーにも受け入れられやすいのではないかと思われます。そうでなければこれだけのセールスには結びつかないのではないか思われます。このアルバムの制作時期は、メンバーのプライベートは最悪な状態だったようで、ミック・フリートウッドは妻と離婚、バンドに参加したときはすでに交際していたリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスは破局、ジョン・マクヴィーとクリスティン・マクヴィーも離婚と普通だったらバンド崩壊の危機なのですが、そのような中でこのような完成度の高い傑作を生み出すというのはすごいプロ根性です。しかも激しくメンバー・チェンジを繰り返してきたフリートウッド・マックにおいて1987年までこのメンバーで活動をしていたのです。

クリスティン・マクヴィー、リンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックスによる三者三様のヴォーカル・スタイルでありながらアルバム全体の印象は決して散漫なものでなく、名盤と呼ぶににふさわしいものであります。私もバンド経験者ですが、男女混成バンドというのは音楽とは関係のない異性問題で解散に追い込まれることがありますが、このアルバムを聴くとそういう部分を乗り越えて、よくこれだけのクオリティを発揮できたなぁと感心するばかりです。

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