シフクノオト | Mr.Children

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

Shifukunooto今回ご紹介する名盤は2004年にリリースされた、Mr.Childrenの「シフクノオト」です。

ミスチルといえば「深海」最高傑作論がありますが、本人たちも否定してることからとりあえず「深海」は置いといて、個人的に大好きであること、共同プロデュースの小林武史が「このアルバムによって桜井の凄さが改めて分かった。」とコメントしていることなどから今回は「シフクノオト」(至福の音、私服の音、至福ノートなどの意味がかけられているらしいです)をレビューさせていただきます。

ちょっとザ・ビートルズの匂いがする1曲目の「言わせてみてぇもんだ」でもうこのアルバムに引き込まれてしまったわけですが、桜井和寿は「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」などに代表されるようにわりと露骨にアーティストから受けた影響をさらけ出す部分があり、そういうアーティストって聴いてて共感を覚えてしまいます。「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」なんて聴いた瞬間に「おっ、エルヴィス・コステロ」と、さらにPV観て「露骨過ぎる」と思ったものでした。

全体を通して好きな楽曲だらけなのですが、ジョン・レノンのかの名曲「Imagine」のアンチテーゼともとれる「掌」についてぜひ一筆。ジョン・レノンは「Imagine」で「想像してごらん。宗教も国境もないんだと…。」と世界中が1つの価値観を共有すれば平和になるんだよと説いていますが、実際には国境があり、様々な宗教があり、それぞれの文化があります。また個人レベルでもそれぞれ違った価値観があり、それらは決してなくならないでしょう。また、1つの価値観とはどのようなものなのでしょうか。1つの価値観を世界中の人に押し付けることにはならないのでしょうか。この「掌」では「ひとつにならなくていいよ。それぞれ違うところを認め合おうよ。」と歌っています。この歌詞には大変共感させられましたし、この曲はこの辺のところの意味を噛みしめて聴いていただきたい所存であります。

そしてもう1曲、壮大なメッセージ・ソングの「タガタメ」。こちらの曲はシングルで発売されていませんが、「日清カップヌードル」のCMで「NO BORDER」というコメントとともにこれでもかというほど流れていたので、このアルバムを持っていない方でも知っている方は多いと思います。これまでミスチルの曲はかなり聴いてきましたがこれほどソウルフルに熱く歌う桜井和寿は初めてでした。「子供らを被害者に加害者にもせずに」この手のメッセージ・ソングは被害者にはなりたくないという思いから作られることが多々あるのですが、子供たちを加害者にもさせないこともまたとても大切なことです。「子供らが被害者や加害者になったときできることは愛すこと以外にない」本当にそう思います。親が自分の子供にできる最大のことは愛することです。そしてこの曲のあと「HERO」に続き「つまずいたり転んだりするようならそっと手を差し伸べるよ」と歌っています。歌詞の「HEROになりたい」とは自分の子供にとっての「HERO」になりたいという意味で、そう考えると「タガタメ」からのつながりを感じます。

まぁ人生っていろいろあって、今いる場所は過去に自分が望んでいたものとは違うけど、それも悪くないのかなとこのアルバムを聴いて思うようになりました。

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