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Deja vu(デジャ・ヴ) | クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

Deja vuジャケット今回ご紹介する名盤は1970年にリリースされたクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの「Deja vu」です。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングと妙に長いグループ名なのですが、グループというよりかはどうも個人の寄り合いみたいな位置づけであるとメンバーは考えていていたようで、そのことによりグループ名は個人のファースト・ネームが羅列しただけのものとなっているようです。元々はクロスビー、スティルス&ナッシュという3人のグループだったのですが、ロック色を強めたいというメンバーの意向もあり、当時すでにソロとして活動していたニール・ヤングがギタリストとして参加することとなりました。そしてメンバーは精力的に活動を展開し、1969年にウッド・ストックへ参加しそこで絶大な支持を得て、その後リリースされた本作「Deja vu」が爆発的にヒットすることとなります。

そしてこの4人のメンバーの他にドラムスのダラス・テイラー、ベースにグレッグ・リーヴスが加わった6人の基本構成で名盤名高い本作は制作されているのですが、このゲスト・ミュージシャンの名前もこちらなぜかフル・ネームでジャケットに掲載されております。その他にもグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアがスティール・ギターで、ラヴィン・スプーンフルからはジョン・セバスチャンがハーモニカでゲスト参加しています。作詞、作曲等はグループ名に名を連ねている4人がそれぞれ行っており、そのためか非常に多彩なサウンドに仕上がっています。

1曲目はスティルス作の「CARRY ON」でアコースティック・ギターのストロークが実に印象的です。またサビのコーラスが非常に美しくでオープニングを飾るに相応しい楽曲に仕上がっています。2曲目はナッシュ作の「TEACH YOUR CHILDREN」でジェリー・ガルシアのスティール・ギターフィーチャーされたカントリー調の楽曲です。3曲目はクロスビー作の「ALMOST CUT MY HAIR」はロック色の濃く熱く歌い上げるクロスビーのヴォーカルによってついつい引き込まれそうになる、そんなナンバーです。4曲目ヤング作の「HELPLESS」はいかにもヤングらしいメロウなナンバーです。5曲目はジョニ・ミッチェル作の「WOODSTOCK」でギターのイントロがなかなかかっこいいロック・ナンバーで、映画ウッドストックでもテーマ・ソング的に使用されていました。

LPではB面の1曲目に当たる6曲目はクロスビー作でアルバムの表題曲にもなっている「Deja vu」でシャッフルのスキャット・パートから始まり、その後見事なコーラスを披露したかと思えば、曲調はバラード調に展開するなど非常に凝った構成を持つ楽曲に仕上げられています。7曲目の「OUR HOUSE」ナッシュ作の楽曲でザ・ビートルズの「REVOLVER」に収録されている「FOR NO ONE」をつい思い出してしまうピアノが印象的です。8曲目の「4+20」はスティルス作でどうも弾き語りのようです。9曲目はニール作の「COUNTRY GIRL」で3部構成となっていますが、転調やリズム変化が伴わないのですんなり1曲として聴くことのできるスケールの大きい感動的なナンバーです。ラストを飾るのはスティルスとヤングによる「EVERYBODY I LOVE YOU」でコーラスを前面に押し出したロック・ナンバーであります。

こうやって1曲ずつ見てみると各メンバーが2曲ずつ楽曲を提供し、残る2曲はジョニ・ミッチェルとスティルスとヤングの共作ということで民主的なグループであるということがわかります。4人とも個性が強いのですが、楽曲の配置などアルバムの構成が見事で不思議と統一感を感じさせる仕上がりとなっており、名盤と呼ぶに相応しい内容となっております。

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