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LONDON CALLING(ロンドン・コーリング) | ザ・クラッシュ

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

LONDON CALLINGジャケット今回ご紹介する名盤は1979年にリリースされた、ザ・クラッシュの「LONDON CALLING」です。

若かりし頃、初めてこのアルバムを聴いたときの印象はオープニングの「LONDON CALLING」で衝撃を受けましたが、その後のナンバーではちょっと肩透かしを食らったようなそんな印象が残っています。ところがこのアルバム、本国イギリスのみならずアメリカにおいても、各音楽誌の評価が軒並み高く、「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500」では、なんと8位にランキングされています。

なんといってもこのアルバムの特徴はストレートなパンク・ロックからの脱却にあります。ロカビリー、レゲエ、R&Bなど様々なジャンルのテイストを盛り込んだ幅広い内容に仕上がっており、パンク・ロックの攻撃的なイメージはほとんど感じられません。そもそもパンク・ロックというのはステレオ・タイプになりがちなジャンルであり、長く続けるには難しいところがあります。セックス・ピストルズもオリジナル・アルバムが1枚のみでしたが、同じようなコンセプトで2枚、3枚とアルバムを出し続けていたら評価は変わっていたかもしれません。

ザ・クラッシュ=パンク・ロックという先入観抜きで改めてこのアルバムを聴きなおしてみると、ザ・クラッシュの曲作りにおける多様な才能が感じられ、パンク・ロックの枠に収まらないこのチャレンジはやはり成功だったなと思わざるを得ません。全体的にはポップな印象を受けるのですが、ジョー・ストラマーの歌唱法にパンク・ロックの名残りを感じ独特の世界を生み出しています。

このアルバムLP2枚組みなのですが、なんでもザ・クラッシュはレコード会社に1枚は12インチシングルのおまけだと嘘をつき、本国イギリスではLP1枚の値段で売られたそうで、このような反商業主義的な姿勢が、結果商業的に大成功してしまったというのはなんか皮肉めいたものを感じさせます。ちなみにアメリカでは1980年にリリースされているので80年代のアルバムとして扱われています。

Amazonで「LONDON CALLING」を見てみる。

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