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NEVER MIND THE BOLLOCKS, HERE'S THE SEX PISTOLS(勝手にしやがれ!!) | セックス・ピストルズ

ニャン田(にゃんだ)ヒロシの迷言集

NEVER MIND THE BOLLOCKS, HERE'S THE SEX PISTOLS(勝手にしやがれ!!)ジャケット今回ご紹介する名盤は1977年にリリースされた、セックス・ピストルズの「NEVER MIND THE BOLLOCKS, HERE'S THE SEX PISTOLS(勝手にしやがれ!!)」です。

2003年の「ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」(妙な偏りを感じるランキングなのですが)では、なんと41位。ピンク・フロイドの「THE DARK SIDE OF THE MOON(狂気)」よりも上をいく順位であります。このランキングは、内容ももちろん評価対象ですが、ミュージック・シーンに与えた影響などがかなり評価されている気がします。

パンク・ロックのバイブル的存在の本作ですが、内容的にはどこを切り取ってもこれぞセックス・ピストルズとしかいいようのないパンク・ナンバーで構成されています。ですのでトータルな仕上がりといえなくもないのですが、それもちょっと違うような気がします。きっとロックにあまり関心のない人が聴くと「全部同じ曲に聴こえる」という感想を持たれるのではないかと…。音楽性というよりかは、バンド名やスキャンダラスな言動、ファッションなどの話題が当時先行していたのではないかと思われます。また、国歌と同じタイトルの曲があったり(日本でいえば「君が代」というタイトルの、国歌「君が代」とは違う曲を発表してしまうようなもの)、大手レコード会社を揶揄した曲など、反体制的なナンバーが当時の若者を大いに刺激していたのは間違いありません。

オリジナル・メンバーであり音楽的にバンドの中心人物であったグレン・マトロックは「ポール・マッカートニーのファンであることが判明したため」(バンド・マネージャー、マルコム・マクラーレン談)によりバンドを脱退、その後継として後々パンク・ロックのカリスマ的存在となる当時演奏能力皆無のシド・ヴィシャスが加入。あとにも先にもセックス・ピストルズのオリジナル・アルバムはこれ1枚なのですが、このアルバム、ベースが3人の名前でクレジットされているのです。グレン・マトロックはセックス・ピストルズの代表曲「Anarchy in the U.K.」のみ、シド・ヴィシャスは前述したとおりなので残りはギタリストのスティーヴ・ジョーンズが演奏したのではと思われます。

このアルバム母国ではヴァージン・レコードから発売されているのですが、ヴァージン・レコードはかつての日本では東芝EMI、現在はEMIミュージック・ジャパンから発売されているのが、なんともいえない皮肉ですね。

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